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相続放棄の申立件数は年々増加しています。

 

2017年2月9日付の日本経済新聞の夕刊によると、

2015年の相続放棄の申立件数は約18万9000件で30年前の4倍

住む予定のない実家などを相続しない人が急増しているそうです。

 

実家を相続しない人が急増している理由には、下記のような背景があるのではないかと思います。

核家族化も進み、昔のように先祖代々の家に住み続けるのではなく、

独立して自分たちのマイホームを持つという方が多くなってきていることが大きな要因ではないでしょうか。

 

自分たちのマイホームがあれば、実家に移り住むことはなかなか容易にできることではないと思います。

そのような状況で、住む予定のない実家を相続した場合、その実家をどうするかが問題になります。

売却したり、賃貸に出したりという方法もあるでしょう。

 

しかし、もしそれらがうまくいかなかった場合、空き家になる可能性もあります。

空き家になれば維持管理が必要になるでしょう。

 

維持管理には費用もかかります。

さらに近くに住んでいればその管理もできるかもしれませんが、遠くに住んでいればなかなか難しいことだと思います。

こういった背景から実家などを相続せず、相続放棄を選ぶ人が増え、結果として相続放棄の申立件数に影響しているのではないかと思います。

相続放棄する理由はさまざまだと思いますが、時代とともにその理由も変わってきているような気がします。